席替え
担任Yのクラスの席替えは、よくあるくじ引きなどではなく担任Yの独断と偏見で生徒の席順が決まります。
担任Yは “お気に入りの生徒” (母親が機能していない、または母親がいない生徒) を一番前の自分の教卓の周りに集めて、行動を監視し、自分の機嫌が悪い時に罵ったりしていました。
(にゃりこは、教卓から数センチしか離れていない一番前の席でした。担任にいつも真上から監視されている位置)
例えば母親のいない男子Tには
「お前母親いないけど、父親もなかなか顔見せないよな。本当に父親いるのかよ?」
とみんなの前で聞いたり、にゃりこが少し行動が遅れたりすると
「お前って本当トロいよなー!流石ばあさんに育てられた一人っ子は、マイペースだよなー!」
と馬鹿にしたりしました。
このようなことが続き、にゃりこはいつも担任Yの顔色や機嫌を伺うようになり、(今日は機嫌が悪そうだから、また嫌なことを言われるんじゃないか、いじめられるんじゃないか)と考えて、毎日ビクビク学校生活を送るようになってしまったのです。
他の生徒との差別
担任Yは、“お気に入りの生徒” とその他の生徒たちとであからさまな差別をしていました。
例えば夏休みの宿題の自由研究の発表をした際は、その他の生徒が発表すると
「すごく良かったよ!わかりやすかった!」
などというのに対しにゃりこには
「そんなに詳しく、調べてこなくていい。お前の説明はクドクドと長い。そんなに説明しなくても模造紙に書いてあるのを見ればわかるだろ」
と否定的な意見を言いまくります。
授業中の発言時も同様で、他の子が発言すると笑顔で褒めるのに、にゃりこが発言すると仏頂面で素っ気なく明らかに態度が違いました。
また、読書感想文でもにゃりこの作文が良かったのか
「お前の感想文をクラス代表で賞に入れてやろうかと考えたけど、落として他のやつの作文にしたから」
などと、決して作文が良かったことは褒めず、 ”作文を賞に選ばなかった” という言わなくても良い情報をわざわざ席まで伝えに来たりしたのです。
にゃりこはこの頃から、担任Yに否定されまくったせいで自己肯定感が下がり、明るかった性格がどんどん内向的になっていきました。
成績表
担任Yは成績も生徒の出来具合と関係なく、自分の好き嫌いでつけていました。
にゃりこの学校では以下のような成績の基準でした。
◎→大変良い
◯→良い
△→頑張りましょう
にゃりこは、4年生まで△は一度もついたことはありませんでしたが、担任Yになってからテストでそれなりに良い点を取っても△を付けられるようになってしまいます。
(実際ににゃりこより悪い点で◎がついている子が多くいました)
特に担任Yは元々は体育専門教師なので、体育に厳しく、にゃりこの成績は最悪でした。
体育に関しては、にゃりこがどんなに努力して良い成績を取っても△しかつきませんでした。
にゃりこは、このようなことがあってから「テストで有無を言わせない点数を取ればいいんだ」と思いつき、絶対に◎をつけさせるために勉強にのめり込むようになります。
そして、にゃりこは負けず嫌いな性格なので、算数でつまずいたのをきっかけに祖母に「進学塾に通わせてほしい」とお願いし、塾に通い始めました。
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