毒母、裏街道を行く
毒母は、二度目ににゃりこを置いて実家を出て行ってから横浜で住み込みの水商売の仕事を始めます。
水商売の仕事は18歳ぐらいから何年かやっていて、当時付き合っていた彼氏に言われて一旦は辞めていましたが、この時からまた水商売で生きていくようになります。
待ち合わせに来ない毒母
毒母が横浜に引っ越してしまったので、この頃から毒母と祖母、にゃりこで横浜駅で待ち合わせして、駅周辺の駅ビルなどで遊ぶようになります。
にゃりこは毒母に会える日をいつも楽しみにしていて、1週間ぐらい前からその日が来るのを指折り数えていて、待ち合わせ時間も30分前には祖母と待っていました。
毒母は待ち合わせ通り来る日もありましたが、当日待ち合わせ時間を過ぎてから電話がかかってきてドタキャンされることも何度かありました。(来る気力がなく、面倒臭かった模様。)
にゃりこは毒母が来ないと知ると、いつも酷く落胆しました。
そんなにゃりこに祖母は、おもちゃを買ってあげたりして、何とか励ましました。
幼稚園での噂
にゃりこは幼稚園の年中になり、年中から幼稚園に入って来たC子ちゃんと友達になります。
にゃりことC子ちゃんは徒歩で幼稚園に通っていたので、行き帰りの通園路でよく会っていました。
C子ちゃんのお母さんが図々しい人で、にゃりこの家庭事情について祖母が色々と言われていました。
「にゃりこちゃんのお母さんって水商売やってて、男の人と暮らしてるんですよね?だからにゃりこちゃんと一緒に暮らしてないんですよね?幼稚園のママさんたちの間で噂になってますよ!」
祖母は誰にも毒母が水商売をやっていることも男の人と住んでいることも言ってないのに、なぜその話が広がったんだろうと疑問に思いました。
この噂の出所は、いまだにわかっていません。
祖母の話によると以前、毒母が少しの間勤めていた保険屋の同僚から広がったのではないかということです。
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