毒母、音信不通になる
にゃりこが毒母の家に男がいるから一緒に住みたくないと言うと、毒母は怒って祖父母の携帯の電話番号を着信拒否し、電話に出なくなり、音信不通になってしまいます。
この時にゃりこは、毒母に対して全く愛情がなくなっており、自分の母親ではないと思い始めていました。
にゃりこ、祖父母の愛情に気がつく
ある日にゃりこは、祖母が部屋で何かの整理をしているのを見かけます。
「おばあちゃん、何をしてるの?」
と近づいていてくと、祖母が衣装ケースに大量の手紙をしまい込んでいました。
それはにゃりこが幼稚園の時ぐらいから祖母にあげていた手紙でした。
「にゃりちゃんからもらったこの手紙が、おばあちゃんの一番の宝ものなのよ」
祖母は大切そうにその手紙を整理します。
するとそれを見かけた祖父が「俺だってにゃりこからもらった手紙大切に取ってあるぞ」と言って、祖母に負けじと小さな箱にまとめられた、にゃりこがあげたプレゼントや手紙を持ってきました。
にゃりこは、毒母がいつも自分があげた手紙を読まずに捨てていたこと(【毒母記録10】参照)を思い出し、それに対して祖父母はとても大切に手紙をとっておいてくれたことに嬉しくなりました。
そして、いつも祖父母が自分を大切にしてくれていて、愛情を持って育ててくれていたこと理解し、自分の両親は祖父母だった、これからは祖父母を自分の両親だと思って生きていこうと決めます。
しかし、ようやく前向きに生きていけそうだったにゃりこですが、にゃりこの苦労はこの後もまだまだ続くのでした。
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