毒母、祖母を拒絶する
毒母が怒って家に帰った後も祖母は、毒母に次のような提案をしていました。
「私(祖母)があなた(毒母)の家までにゃりこを送って行くから、にゃりこの次の長期休暇に預かって、育てられるか様子を見てみるのはどう?」
すると毒母は
「お母さん(祖母)は絶対来ないで!」
と言って、頑なに祖母が自分の家に来ることを拒否しました。
祖母は、にゃりこが生活する環境を偵察したいと考えていましたが、毒母はこれを拒否し続けました。
祖母の心配の正体
にゃりこは、毒母が祖母に家に来られることを拒否しているのを疑問に思い、祖母にこう尋ねます。
「ねえ、おばあちゃん、どうしてママはおばあちゃんは来ちゃダメって言うのかな?」
すると祖母は、答えにくそうな感じでこう言います。
「にゃりちゃんがショックを受けると思って今まで言わなかったんだけど、ママの家に行ったらわかっちゃうから言うわね。
ママの家には男の人が一緒に住んでるのよ。だからおばあちゃんに来られたらまずいのよ。
男の人がいても、本当ににゃりちゃんはそこで暮らしたい?」
にゃりこはこれを聞くと、あまりの衝撃に言われた意味をすぐに理解できませんでしたが、なんとか言葉を絞り出しました。
「男の人ってどういうこと…?」
これに対し、祖母は答えます。
「ママは何年か前から男の人と一緒に暮らしてるんだって。にゃりちゃんもママの家に行ったら、その男の人と3人で暮らすことになる。
だからおばあちゃんは、ずっとにゃりちゃんを行かせるのが心配だったのよ。」
この時毒母と一緒に同棲していたのは、にゃりこが5歳の時から、毒母と付き合ったり別れたりを繰り返していた彼氏Mでした。(彼氏Mについては【毒母記録 8 】参照)
祖母は、数年前から毒母に彼氏Mと同棲していることを聞かされていたので、にゃりこを毒母の家で生活させたら “その男ににゃりこが何をされるかわからない” ということを心配していたのです。
にゃりこは祖母が話した内容を理解すると、目の前が真っ暗になり、言葉で言い表せないくらいの絶望を感じました。
にゃりこの絶望
にゃりこは毒母の彼氏の話を聞き、前に彼氏がいるような怪しげな会話を毒母がしていたことを思い出し、やはりいたんだと思いました。(【毒母記録 14 】参照)
同時に毒母は、自分の母親ではなく ”女“ であったと理解します。
子育てもせず、にゃりこの寂しさや苦労も知らずに、自分はずっと男と楽しい思いをしていたと。
にゃりこは、この後毒母に
「男の人がいるなら、ママの家には行きたくない。男の人がいなくなれば行きたい」
と言いましたが、毒母は男と別れることを受け入れませんでした。
男ではなく、もしかしたら自分を選んでくれるかもしれないというにゃりこの淡い期待は、崩れ去りました。
この結果によりにゃりこは、毒母は自分(子供)よりも男を選んだということを理解し、あれほど好きだった毒母のことを嫌いになっていきました。
いつしか嫌いを通り越して、毒母と彼氏Mへの恨みがどんどん強くなっていったのです。
そして、その後は毒母と一緒に暮らしたいと一切言いませんでした。
今回の記事を書いてみて、改めて毒母は彼氏の存在を隠して私を引き取ろうとしていたことが誠実ではないなと思いました。
普通はまず同居人を紹介して、子供の了承を得てから引き取ることを考えると思います。
そして私のことが本当に大切であれば、男と別れて私と暮らすことを選ぶと思います。
改めて毒母は、自己中心的で非常識な人間であると心から軽蔑します。
私は今でもこの時のことをとても恨んでいます。
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